在世フランシスコ会(OFS)とは:初めての方へ

在世フランシスコ会南関東地区ウェブサイト」に、ようこそ!!

このウェブサイト(ブログ)は日本在世フランシスコ会南関東地区の公式ウェブサイトです。

在世フランシスコ会に興味をもたれた方へのご紹介、既に会員になっておられる方への情報発信などを目的としております。

初めての方は、基礎情報のページを順番にお読みいただければ、在世フランシスコ会の概略がご理解いただけるようになっています。

既に会員になっておられる方は、興味のある部分に定期的にアクセスしていただくことで、在世会が今どのような活動をしているのかがわかるようになっております。

何かお分かりにならない部分、ご意見のある部分などについては、「連絡先」

⇒ofs.minamikanto@hotmail.co.jp

に、規定に従ってご連絡いただければ、そのつど対応させていただきます。


このささやかなサイトが、皆様のお役に立てますことを願っております。

祈りのうちに・・・。

南関東地区評議会一同


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○はじめに

在世フランシスコ会は、世にあってアッシジの聖フランシスコの兄弟姉妹として生活を望むカトリックの信徒、および教区聖職者のために聖フランシスコによって創立されました。

在世フランシスコ会は従来「聖フランシスコの第3会」と呼ばれていました。(第1会は三つの小さき兄弟会、第2会は聖クララ会)。現在は「在世フランシスコ会」(Ordo Franciscanus Saecularis)と呼ばれています。

会員は、聖フランシスコの精神に従って生きる全ての修道者とともに、活気に満ちた兄弟姉妹の交わりを生きています。

完全な愛に達するために聖霊に駆り立てられ、聖フランシスコにならい、教会が認可した会則に従い、誓約によって福音を生きることを目指しています。

(会則第1章より)

○歴史

聖フランシスコは1208年頃、福音に従って生きるよう神から促されました。やがて仲間ができ、男性の修道会として1209年に小さき兄弟会(現在は三つの会に分派)、女性の修道会として1212年に聖クララ会が生まれます。

既婚者の中にも聖フランシスコの精神に従って福音を深く生きることを望む人たちがおり、こうした動きが「回心を生きる兄弟姉妹の会」、後の在世フランシスコ会へと発展します。

在世において聖フランシスコの精神に従って福音を生きる人たちは、1211年頃には存在したと言われますが、最初の会則が認められたのは1221年です。

現在使われている会則は、教皇パウロ6世によるものです。

長い歴史の中、「回心を生きる兄弟姉妹の会」からは、誓約によって共同生活を送る会も生まれ、律修フランシスコ第3会として多くの修道会が存在します。そして現在これらの会は、フランシスカン・ファミリーとして以下のように構成されています。


アッシジのフランシスコ 


➨ 小さき兄弟会

➨ カプチンフランシスコ修道会
➨ フランシスコ会
➨ コンベンッアル聖フランシスコ修道会


➨ 聖クララ会

➨ 回心を生きる兄弟姉妹の会

➨ 律修第3会
➨ 在世フランシスコ会



兄弟会の構成(会員は種々の段階の兄弟会に属しています。)

1.国際兄弟会

在世会員は約110の国々にいて、総会員数は45万人に上ります。

2.全国兄弟会

世界に65の全国兄弟会があり、日本在世フランシスコ会もその一つです。

3.地区兄弟会

日本には8つの地区兄弟会があります。
(このウェブサイトを運営している「南関東地区」もその一つです。)

4.各地兄弟会

日本には60の各地兄弟会があります。

在世会員の生活

会員は誓約を立てて、在世の身分でフランシスカン霊性に従って、福音を生きることに努めます。
日々の回心を通して信仰を深め、証しします。

社会において、進んで平和の担い手となります。愛をもって全ての人々に仕えます。

教会に奉仕し、集会に参加して兄弟姉妹との交わりを深めます。

会員になるには

カトリックの洗礼と堅信を受けた、満18歳以上の方が入会を志願することができます。

誓約までのプロセスは

訪問:最寄の兄弟会を訪問してみましょう。

入門:入会希望者は入会に向けて準備します(原則半年間)。

入会:入会式を経て誓約志願者となり、誓約に向けてさらに養成を受けます(原則一年間)。

誓約:誓約式を経て誓約会員となります。

誓約とは

誓約は荘厳な教会的行為であり、キリストからの召命を心に留め、会則に従い、会との永久の関わりを持つものです。